最近身近になってきた文旦。
無農薬の土佐文旦が手入ったので、「文旦の皮の砂糖漬け」を作ってみました。
九州で有名なザボン漬けと同じです。
露地物が出回る2月位から、値段もお手頃になってきます。美味しい果肉はもちろんのこと、皮も美味しく頂けます。捨てないで是非お試しを!!
(1)文旦をよく洗い、ピーラー等で表面の皮を削ぎ落とします。丸ごとの方が剥きやすいです。
スライサー(写真1)や包丁でも出来ます。
(2)4等分に切って、ヘタの方から皮を剥きます。ワタに筋がついていたら除いておきます。
手で簡単に剥けるので、まずは食べごたえたっぷりの果肉をいただきましょう。
(3)皮を1cm幅位の適当な大きさに切ります。(写真2)
(4)皮(ワタ)の重さを量ります。(写真3・・・今回650~700gの文旦2個から350g)
(5)たっぷりの水に皮を入れ、火にかけます。沸騰後、吹きこぼれない程度に10分程グツグツ煮ます。
ザルにあけて湯を捨てます。この作業を2~3回繰り返します。
一回目は浮いてきてしまうので(写真4)、落とし蓋をすると良いです。(写真5・・・皿を代用)
(6)水に一晩つけておきます。
(7)翌日に新しく替えた水で一度煮立てせ、ザルにあけます。
熱いまま元の鍋に戻し、(4)で量ったのと同量のグラニュー糖を加えて火にかけます。(写真6)
(8)皮が1/3くらい浸かる程度の水を加えます。
※すぐにグラニュー糖が溶け、水分が増すので、水の入れすぎに注意。(写真7・・・今回は100ccの水)
(9)水分が大体なくなるまで中火~弱火程度で1時間ほどかけて煮込みます。
時々上下を動かしながら気長に待ちましょう。(写真8・・・もう少しベタッとする位まで)
(10)火を止め、粗熱が取れたら網の上に並べます。(写真9)
(11)丸1日干して、好みでグラニュー糖をまぶして(ビニール袋でシャカシャカすると楽です)完成。
密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管しましょう。